
ガザ地区:イスラエル軍は、空爆の支援を受けた地上部隊がガザ中央部のブレイジ難民キャンプで作戦を開始したと発表した。
地元の病院関係者によると、同キャンプでの空爆により、子ども3人と女性1人を含むパレスチナ人11人が死亡した。
火曜日にイスラエル軍が都市部の難民キャンプに侵攻した範囲は、すぐには判明しなかった。軍の声明によると、ハマスの陣地を標的にした「精密作戦」を行っているという。
エジプトや米国とともに交渉で重要な役割を果たしてきたカタールによれば、イスラエルによるガザ地区全域への空爆と地上攻撃は、国際調停者がイスラエルとハマスが新たな停戦と人質解放の提案に応じるのを待っているときに行われた。
ハマス高官は火曜日、同グループは、恒久的な停戦とガザ地区からのイスラエルの完全撤退を明確に打ち出さないイスラエルとの取引は受け入れないと述べた。先週この提案を発表したジョー・バイデン米大統領は、3段階の計画はイスラエルによるものだと述べたが、イスラエルの指導者たちはそれ以来この提案から距離を置き、ハマスが壊滅するまで戦い続けることを誓った。
ガザでのイスラエル軍の砲撃と地上作戦によって、厚生省によれば36,000人以上のパレスチナ人が死亡している。ガザ南部の都市ラファにおけるイスラエルの拡大攻撃は、広範な飢餓に直面しているパレスチナ人への食料、医薬品、その他の物資の流れをほぼ遮断している。
イスラエルは、ハマスが10月7日にイスラエル南部を襲撃し、約1200人(ほとんどが民間人)を殺害、約250人を拉致した後、ガザでの戦争を開始した。10月7日に捕らえられた約80人の人質は、43人の遺体とともにガザでまだ生存していると考えられている。
AP