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他人の顔になってみる:超リアルなフェイスマスク、日本で近日発売

おもての店主、大川原脩平さん(30歳)。2020年12月16日、東京。(ロイター)
おもての店主、大川原脩平さん(30歳)。2020年12月16日、東京。(ロイター)
おもての店主、大川原脩平さん(30歳)。2020年12月16日、東京。(ロイター)
おもての店主、大川原脩平さん(30歳)。2020年12月16日、東京。(ロイター)
東京にある大川原脩平さんの仮面ショップ、仮面屋おもてに並ぶ実在の人物の顔をもとにしたマスク。2020年12月26日。(ロイター)
東京にある大川原脩平さんの仮面ショップ、仮面屋おもてに並ぶ実在の人物の顔をもとにしたマスク。2020年12月26日。(ロイター)
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16 Dec 2020 11:12:59 GMT9
16 Dec 2020 11:12:59 GMT9

東京:コロナウイルスの感染拡大が始まってから一年がたった今、日本の企業が顔の偽装という新たなテーマを見出した。他人の顔を3Dで再現した超リアルなマスクを開発したのだ。

大川原脩平さんの作るマスクはウイルスから自身や周りを保護してはくれない。だが、正体不明のある成人日本人とまったく同じ見た目にしてくれる。その人物の顔が、マスクにプリントされているからだ。

「ベネチアの仮面屋が顔の売買をすることはおそらくないのでしょう。でも、ファンタジーの物語のなかではありそうなことですよね」と、大川原さんはロイターに語った。

「実際にそれをやってみたら楽しそうだなと思ったんです」

顔のマスクは来年初め、1枚98,000円($950)という価格で、東京にある彼の店「仮面屋おもて」で販売を開始する予定だ。仮面屋おもての商品はパーティーや舞台の小道具として人気がある。

大川原さんは10月にこのプロジェクトを開始した時に写真を送ってきた100人以上の応募者の中から顔のモデルとなる人物を選び、40,000円を支払った。選ばれた人の顔の画像を職人が再加工し、3Dプリンターでマスクが作成された。

問い合わせの数からすると、マスクの需要はかなり多そうだと大川原さんは言う。

「うちの店のお客様にはよくあるケースなのですが、(仮面を)決まった理由があって買う方は少ないんです。ほとんどの方は、アート作品として考えていらっしゃいます」と、大川原さんは話した。

大川原さんは、徐々に海外のモデルも含め、新しい顔のラインアップを増やしていくつもりだ。

ロイター

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