
ジェッダ:イラン大統領選挙の決選投票に臨む最後の2候補が、金曜日の投票日を前に最後の集会を開いた。
超保守派のサイード・ジャリリ氏はテヘランのモスクで演説し、「改革派」のライバル、マスード・ペゼシュキアン氏は近くのスポーツ・スタジアムで演説した。大勢の支持者が集まったにもかかわらず、当局は、投票資格者の40%未満しか投票に行かなかった先週の恥ずかしいほど低い投票率の再来を恐れている。
ジャリリ氏は集会で、故イブラヒム・ライシ前大統領のポスターがモスクの壁に貼られ、「チャンスの世界、イランは飛躍する」というスローガンが掲げられる中、「強さと進歩」を約束した。
「全イランはジャリリを支持」という支持者たちの唱和が部屋中に響き渡った。黒ずくめの服を着た女性たちは、男性とは別に指定された場所に座っていた。支持者の一人、マリアム・ナルイさん(40)は、「ジャリリは国の安全にとって最良の選択肢」だと語った。
ペゼシュキアン氏のスタジアム集会では、カラフルなヒハブを着た女性たちが男性たちに混じっていた。「私たちは団結し、結束することで国を管理することができる。私はできる限り内紛を解決する」
ペゼシュキアン氏は、スカーフの着用を義務づける「道徳警察」パトロールに反対し、長年にわたるインターネット規制を緩和することを約束した。彼の支持者の一人であるサデグ・アザリさん(45)は言う: 「ペゼシュキアン氏が勝利すれば、国民は未来への希望を持つことができると信じています」