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ガザ地区北部でのポリオ予防接種キャンペーン、暴力行為により延期とWHO発表

ポリオ撲滅キャンペーンは、WHOが8月に25年ぶりに同地区で2型ポリオウイルスによる小児麻痺患者が出たと確認したことを受け、9月1日に開始された。
ポリオ撲滅キャンペーンは、WHOが8月に25年ぶりに同地区で2型ポリオウイルスによる小児麻痺患者が出たと確認したことを受け、9月1日に開始された。
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23 Oct 2024 06:10:37 GMT9
23 Oct 2024 06:10:37 GMT9
  • 水曜日から開始予定だった最終段階では、119,000人以上の子供たちへの予防接種を予定していた

ベルリン:世界保健機関(WHO)は水曜日、イスラエルの爆撃、大規模な避難、接近困難を理由に、ガザ地区北部でのポリオ予防接種キャンペーンが延期されたと発表した。

水曜日から開始予定であった最終段階では、イスラエルに対する過激派ハマスの攻撃を受けて1年以上にわたって包囲されているパレスチナ自治区で、11万9000人以上の子供たちに予防接種を行う予定であった。

「民間インフラへの攻撃が継続しているなど、現在の状況はガザ北部の人々の安全と移動を脅かし続けており、家族が子供たちを安全に予防接種に連れてくることも、医療従事者が活動することも不可能にしている」と国連機関は声明で述べ、停戦を改めて呼びかけた。

WHOが8月に、25年ぶりに同地域で2型ポリオウイルスによる小児麻痺患者が出たと確認したことを受け、ポリオ撲滅キャンペーンは9月1日に開始された。

子供たちへの2回目の予防接種が遅れると、感染の阻止に向けた取り組みが危うくなる可能性がある。「これはまた、ガザ地区および近隣諸国におけるポリオウイルスのさらなる蔓延につながり、より多くの子供たちが麻痺する危険性がある」と、同機関は述べた。

火曜日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、イスラエルの攻撃から3週間が経過し、「人々は死を待つばかりの状態」となっているとして、ガザ地区北部からの避難を認める一時的な停戦を呼びかけた。

ロイター

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