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レバノンのデモ参加者ら、コロナウイルスによる外出禁止令を無視し街頭で抗議

トリポリ北部の町で行われたデモ。(File/AFP)
トリポリ北部の町で行われたデモ。(File/AFP)
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21 Apr 2020 04:04:10 GMT9
21 Apr 2020 04:04:10 GMT9

ナジア・フッサリ

ベイルート:レバノンのデモ参加者らは外出禁止令と都市封鎖に反発し、再び街頭でデモを行っている。ある人は休止された業務の再開許可を求め、ある人は元々苦しかった経済状況をパンデミックがさらに悪化させたと訴えている。

理髪店などの店のオーナーはトリポリで座り込みの抗議を行い、予防措置を取りつつ店の再開を認めるよう政府に求めた。

デモはベイルートでも起きており、タリク・アル=ジャディーダの若者がバイクの集団を組織し、物価上昇や生活環境の悪化に反対するスローガンを唱えながら、ハッサン・ディアブ首相の家に向かった。

昨年の騒動から参加しているベテラン活動家は、「政治家、銀行家、両替商の家の前で抗議する」ことをほのめかし、「革命は腐敗した者に容赦しない」と述べた。

レバノン最大の労働者代表団体「レバノン労働総同盟」(CGTL)は、「財産も銀行も、動産も不動産も、人々の怒りから免れることはない」と警告した。

CGTLは「あらゆるものにおいて、経営不振、腐敗、共謀があったことで今回の危機につながった。現在の状況は政治と金融当局が招いたものだ」 と述べた。

レバノンでは20日に感染者が4人増えただけで、全体では677人にのぼる。ハマド・ハッサン保健相は、移動制限の期限について示唆した。

保健相は次のように述べた。「5月10日は決断するのに最適な日になるでしょう・・・1日の感染者数の減少を見れば」

「5月15日には、レバノンの学校や大学に徐々に人が戻り始めるでしょう」

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