
ロンドン: 英国のキア・スターマー首相は火曜日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、中東におけるいかなる和平プロセスもパレスチナ国家への道を開くべきだと語ったとダウニング街が伝えた。
両首脳は、ガザ地区におけるイスラエルとハマスの間の脆弱な停戦に焦点を当てた電話会談を行った、と英国政府スポークスマンは述べた。
対話の中で、イスラエルの安全と安定を保証する恒久的かつ平和的な解決に向けて努力しなければならないことに両首脳は合意した。
また、「英国は政治的プロセスを支援するためにできることは何でもする用意がある」と付け加えた。
スターマー氏はまた、「人道援助を切実に必要としているパレスチナ人を支援するために、人道援助がガザに途切れることなく流入できるようにすることが極めて重要であると繰り返し述べた」と声明は付け加えた。
スターマー氏は、英国人人質のエミリー・ダマリさんを含む人質の解放を確保するためにイスラエル政府が行った活動に対し、個人的な感謝を述べた。
「エミリーがようやく家族の腕の中に戻ってきた写真を見ることは、素晴らしい瞬間であったが、紛争の人的犠牲を思い起こさせるものであった」
イスラエルとハマスの間で、ガザにおける15ヶ月間の戦争を終結させるための停戦合意が日曜日に発効した。
三段階からなる合意の第一段階は6週間続き、約1900人のパレスチナ人捕虜と引き換えに、33人の人質がガザから返還される。
AFP