
アンマン:日本がアンマンにおける弱者児童のためのインクルーシブ教育の充実を目的として、ワールド・ビジョン・ジャパンに66万663ドルの助成金を交付したと、ペトラヨルダン通信が日曜日に報じた。
この合意は、ヨルダンに派遣されているワールド・ビジョン・ジャパンの池之谷 理恵プロジェクトマネージャーと、浅利 秀樹駐ヨルダン日本大使によって署名された。
この取り組みは、特に障害のある子どもや恵まれない環境にある子どもたちを含め、すべての子どもたちが利用しやすい教育環境の実現を目指すものである。
アンマンを拠点とするこのプロジェクトでは、4つの幼稚園施設において障害の早期発見と介入に重点的に取り組み、多様な学習ニーズを持つ子どもたちを支援する教育者や保育者の能力強化を図る。
また、7つの小学校の教師たちにもインクルーシブ教育の手法に関する研修を行い、バリアフリーの設備やインクルーシブな教材の提供を通じてアクセシビリティの改善も図る。
ペトラによると、この取り組みでは地域社会の関与が重要な役割を果たし、より支援的でインクルーシブな教育環境を促進するという。
ワールド・ビジョン・ジャパンの専門知識を活用することで、このプログラムは社会的格差を縮小し、弱い立場にある子どもたちをエンパワーし、彼らが成長するために必要な教育と支援を受けられるようにすることを目指している。