
ワシントン:米国特使のスティーブ・ウィトコフ氏は、ロシア・ウクライナ戦争を終結させるための可能性のある合意に関する技術的な協議が月曜日にサウジアラビアで開始されると述べ、停戦合意は早ければ「2、3週間」で達成できる可能性があると予測した。
ウィトコフ氏は水曜日の早朝、ブルームバーグテレビジョンに対し、「月曜日には実際に技術チームが王国に向かうことになるだろう」と述べ、前日のドナルド・トランプ米大統領とウラジーミル・プーチン露大統領の電話会談を受けて、現在進行中の交渉に自信を示した。
「彼らは、停戦条件のいくつかについて合意し、今後数日間にわたって交渉される全面停戦についても合意した。私は、2、3週間後にはそこまで到達できると実際に考えている」と彼は述べた。
また、トランプ大統領の中東特使でもあるウィトコフ氏は、サウジアラビアで予定されている会談の詳細については明らかにしなかった。しかし、「技術チームが細かい部分を詰める段階にあり、誰もがそのプロセスに全力を尽くしている」と述べた。
ブルームバーグの取材に対し、トランプ大統領とプーチン大統領がサウジアラビアで会談する可能性について尋ねられたウィトコフ氏は、「実現する可能性が高いと私は見ている」と答えた。具体的な日程は示さなかった。
また、トランプ大統領の国家安全保障補佐官マイク・ウォルツ氏は水曜日、戦闘終結に向けた措置の実施に自信を示した。
ウォルツ氏は自身のツイッターに「私は本日、ロシアのユーリ・ウシャコフ外務次官と、トランプ大統領によるウクライナ戦争終結に向けた取り組みについて話し合った」と投稿した。
「我々は、トランプ大統領がロシアから確保した部分的な停戦の実施と拡大に焦点を当て、今後数日のうちにリヤドで技術チームが会合を開くことで合意した」
AFP