
ダマスカス:エネルギー省の報道官がロイター通信に語ったところによると、シリアは火曜日夜、全国送電網の数カ所で故障が発生し、全国的な停電に見舞われた。
同報道官は、技術チームが問題に対処していると述べた。
シリアは深刻な電力不足に悩まされており、国から供給される電力はほとんどの地域で1日2、3時間しか利用できない。送電網の損傷は、より多くの電力を発電したり供給したりすることが問題の一部に過ぎないことを意味する。
ダマスカスは以前、発電用の石油の大部分をイランから供給を受けていたが、イスラム主義者のハヤト・タハリール・アル・シャームが12月にテヘランと同盟関係にあったバッシャール・アル・アサド前大統領の失脚を主導して以来、供給が途絶えている。
アフメド・アル・シャラア大統領率いる前暫定政府は、ヨルダンから電力を輸入し、浮体式発電船を利用することで、電力供給を早急に拡大することを約束した。
ダマスカスはまた、エネルギー供給を強化するため、トルコとカタールから2隻の発電船を受領すると発表した。
ロイター