

ロンドン:シリア・アラブ共和国と韓国は木曜日、外交関係を樹立した。
シリアのアル=シャイバニ外相は、ダマスカスで韓国のチョ・テユル外相と外交関係樹立の合意書に署名した。韓国の上級代表団は、シリアの首都の人民宮殿でシリアのアフマド・アル・シャラア大統領と会談した。
SANA通信によると、この協定はシリアと韓国の友好と協力を開始し、両国間に大使館を開設し、外交使節団を交換するものである。
シリア外務省は、この動きはアサド前政権の政策によって弱体化したシリアの国際的地位を回復することを目的としていると述べた。
韓国外務省は次のように述べた: 「この進展は、北朝鮮との緊密な関係のために韓国との二国間関係が断絶していたシリアとの協力の新たな章を開くものである」
シリアは、1948年に独立した韓国と国交のない唯一の国連加盟国だった。現在は、191番目の国としてソウルと正式な関係を結んでいる。
2024年12月に崩壊したアサド政権は、ソウルの隣国の敵である北朝鮮と緊密な関係を築いており、冷戦時代には軍事援助を提供していた。
国連加盟国以外の3カ国、南太平洋の島国であるクック諸島とニウエ、そしてバチカンは、まだソウルとの関係を築いていない。