
デイル・アル・バラ:ガザ地区の病院はこの24時間、イスラエル軍の攻撃で死亡した51人のパレスチナ人の遺体を収容した。
全体の死者数には、最近書類手続きが完了した700体近くが含まれている、と同省は最新情報の中で述べている。日ごとの死者数には、先の空爆で瓦礫から回収された遺体も含まれている。
イスラエルは3月18日にハマスとの停戦を解除し、奇襲攻撃を開始した。地上軍は緩衝地帯を拡大し、南部の都市ラファを包囲し、現在では領土の約50%を支配している。
イスラエルはまた、同領土に住む200万人のパレスチナ人に対し、食料や医薬品を含むすべての輸入品を約60日間にわたり封鎖している。援助団体によれば、物資はまもなく底をつき、何千人もの子供たちが栄養失調に陥っているという。
イスラエル当局は、新たな攻撃と封鎖の強化はハマスに圧力をかけることが目的だとしている。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ハマスが壊滅するか武装解除され、すべての人質が返還されるまで戦争を続けると宣言している。
ハマス側は、パレスチナ人捕虜の解放、停戦の継続、イスラエル軍のガザからの完全撤退と引き換えにのみ、残りの人質59人(うち24人は生存していると見られている)を解放するとしている。
ガザ保健省によれば、パレスチナ人の死者の大半は女性と子どもであるが、そのうちの何人が武装勢力か民間人かは明らかにしていない。さらに11万7600人が負傷したという。
イスラエルが先月戦争を再開して以来、死者2,151人、負傷者5,598人を含む。
イスラエルは、根拠を示さないまま、約2万人の武装勢力を殺害したとしている。軍部は、民間人に危害を加えないようにしているとし、過激派が人口密集地で活動しているため、その死はハマスのせいだと非難している。
イスラエルの攻撃は、ガザの広大な地域を破壊し、人口の約90%を避難させ、何十万人もの人々が粗末なテントキャンプや爆撃を受けた建物に避難している。
AP