
ライラ・モハメド
カイロ:アル・アズハル大学の制服を着た男が警察に追いかけられている動画が24日、エジプトでソーシャル・メディアのユーザーによって投稿された。
報道によると、この男は、集会を阻止するコロナウイルス対策に違反してイードの礼拝集会を先導していた。動画には、「シャイフを追え」と笑いながら言う人物も映っている。
住民によると、男は、カイロの北にある都市Nabarohのモスクの中庭で礼拝を先導することに同意していた。
その男性によると、人々は集まって祈り始めたが、警察のサイレンが聞こえるとすぐに、礼拝を先導していた男と集会は逮捕を恐れて解散し始めた。
シャイフであるTaha Zeyadaエジプト宗教財産省長官はアラブニュースに、安全保障理事会はこの事件について何の報告も受けていないと語った。
同理事会は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を遵守し、どのモスクに対してもイードの礼拝を行うよう指示していなかったと同氏は述べた。この事件の調査は執行機関と治安機関の責任であり、県内の全てのモスクは、イードの礼拝に関する内閣の決定を遵守していたと付け加えた。
治安当局者らは、礼拝を先導しようとした男は逃走中、逮捕に至らなかったことを確認した。
同省の関係者によると、その集会はモスク内ではなく、アル・アズハル大学の制服を着た男はアル・アズハル高校の生徒であるMahmoudだと特定された。
同省はすでにモスク構内でのイード・アル・フィトルの礼拝を中止していた。サイイダ・ナフィーサ・モスクからの礼拝を放送することも決定した。同省は礼拝に参加する20人を指名し、説教は同省のイマームの一人でシャイフであるYousry Azzam氏によって行われた。
同省はまた、イード・アル・フィトルおよびモスクでのマイクやスピーカーの操作に関する規則と規制を発令した。
この規則では、礼拝の先導者は夜明けからイード礼拝の放送終了までモスクにいることになっていた。