
アラブニュース
ドバイ: クウェートの保健省は、新型コロナウイルス感染患者に対する治療において肯定的な結果を示した日本の薬である『アビガン』が、来週クウェートに到着すると述べたと、地元のアラブ・タイムズは報じた。
『アビガン』という商品名で販売されている抗インフルエンザウイルス薬である『ファビピラビル』は、新型コロナウイルス感染患者を対象とした臨床試験の結果、有望な結果が得られたと大臣は述べている。
「今回の医薬品の初出荷は、緊急対応支援と人道目的の一環として行われるものである。日本政府からの商業的な側面はない。」とクウェート保健省薬務次官補のアブドラ・アル・バドル博士は声明の中でと述べている。
『アビガン』は日本のガイドライン、世界保健機関(WHO)の勧告、クウェートの規定に沿って使用される。