
イスタンブール:非合法組織であるクルディスタン労働者党(PKK)の「テロリストたち」との戦闘で日曜日、イラク北部における攻撃の最中にトルコ軍兵士1名が死亡した。国防省が発表した。
この兵士は、イラクの「クロー・タイガー作戦を実施している地域でテロリストたちとの戦闘中に殉教者として戦列を離れた」と国防省は戦闘の場所を特定することなく述べた。
トルコは6月17日に、PKKに対する空からと陸からの攻撃を開始した。PKKは1984年からトルコに対する反政府軍として戦っており、トルコ政府および西側同盟諸国からはテロ組織として認定されている。
トルコ軍は、トルコ南東部にあるPKKの潜伏場所やイラクにある後方基地に対して、頻繁に作戦を実施している。
この最大規模の攻撃がイラクの抗議を招き、イラクはこの作戦について在バグダッドのトルコ全権公使を2度呼び出している。
イラク北部の自治体のクルド人職員によれば、2週間近く前にこの作戦が開始されてから、少なくとも5名の民間人が死亡しているという。
しかしトルコ軍は、同軍の標的はPKKであり、民間人の犠牲や民間施設への攻撃を回避すべくできる限りのことをしていると述べている。
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