
アラブニュース
ニューヨーク:マイク・ポンペオ米国務長官は火曜日、国連安全保障理事会に対し、10月の期限切れを前にイランへの武器禁輸を無期限に延長するよう要求した。
バーチャル・ブリーフィングでスピーチをしたポンペオは、その期限切れは地域の安定にリスクをもたらすと警告した。
「イランは中東の経済的安定をめぐってダモクレスの剣を握り(一触即発の危険な状態をもたらし)、安定したエネルギー価格に依存しているロシアや中国などの国家を危険にさらすでしょう」とポンペオはバーチャル・セッションにおいて、禁輸延長に反対する2国に言及した。
「米国の発言としてだけ捉えるのではなく、地域の国々に耳を傾けてください。イスラエルから湾岸まで、イランの破壊行為に最もさらされている中東の国々は、声を一つにして言います。武器禁輸を延長せよと。」とポンペオは言う。「この理事会は彼らに耳を傾ける責任があります。」
彼はまた、イランは「オーストラリアやインドのような責任ある民主主義」ではない、説明責任を負うべきだと主張した。
今月初め、米国はこの措置に関する決議案を15の理事国に配布したが、理事会で拒否権を持つロシアと中国は、すでにこの動きに反対を表明している。
安全保障理事会は火曜日、核合意の下で依然として実施されている武器禁輸措置およびその他の制限の実施に関するアントニオ・グテレス国連事務総長の最新の報告について議論するため会合を開いていた。