アラブニュース

ドバイ：イスラエルとUAEの国交正常化のために首長会談を予定している米国とイスラエル当局者を乗せた初のイスラエル民間便がアブダビに到着した。

代表団は、ドナルド・トランプ米大統領の上級顧問ジャレッド・クシュナー氏が率い、米国国家安全保障顧問のロバート・オブライエン氏と国家安全保障アドバイザーでイスラエル国家安全保障理事会の首席メイ・ベン・シャバット氏を含む。

UAEのアンワル・ガルガッシュ外務大臣が米国とイスラエルの代表団を受け入れた。

「これは歴史的フライトであり、中東とそれを超えた地域でさらなる歴史的な旅が始まることを願う」と、アブダビ行きのエル・アル航空機搭乗前にクシュナー氏は述べた。

Flight 971 from Israel to the #UAE has just landed at @AUH in #AbuDhabi 🇮🇱✈️🇦🇪 pic.twitter.com/q1GutmutC1

— Israel ישראל (@Israel) August 31, 2020

「未来が過去により事前に決められる必要はない。非常に希望のある時であり、私はこの地域と世界中で多くの平和と繁栄が可能であると信じる。」

LY971便は月曜日の早朝にベン・グリオン空港から離陸した。復路のLY972便は火曜日朝に出発する。フライト番号は、国のそれぞれの電話の国番号UAEの+971とイスラエルの+972を示す。

イスラエルとUAEは8月13日、米国仲介の合意のもと、国交を築くと発表した。 外交の動きは、パレスチナ問題からイランとの関係まで、中東秩序を再形成する。

当局関係者は、他のアラブ諸国とイスラム諸国がまもなくUAEの先導に従い、イスラエルとの関係を正常化すると述べている。公に言及された国には、オマーン、バーレーン、スーダンなどがあった。

トランプ政権は、イランに関するイスラエルの懸念を共有する他のスンニ派アラブ諸国を地域の平和推進に参加するよう説得を試みている。

クシュナー氏は、イスラエルで以前に述べているが、UAEの合意をその方向への「大きな一歩」であると説明している。

アラブ首長国連邦の報道機関WAMは、今回の訪問は、平和、安定、二国間協力の支援実現を目的とした正常化された関係構築のための三国間努力の一環として行われたと伝えた。

イスラエルの国営航空エル・アルは、代表団を乗せるボーイング737-900ジェットの写真を発表した。 英語、ヘブライ語、アラビア語での「平和」という言葉が、今回のためコックピットの窓の外側上部に刻まれている。

2020年8月31日、イスラエル系アメリカ人代表団の一員としてスピーチを行う予定の米国安全保障顧問のロバート・オブライエン氏（AFP）がイスラエルからUAEへの史上初の民間フライトに乗る。

(AFP)