



サナア:日曜日、イエメン南部の港湾都市アデンの空港に、1機の航空機が着陸したと当局が発表した。少なくとも25人の死者と110人の負傷者を出した先週のミサイル攻撃後の、初の民間飛行便となる。
水曜日の攻撃は、イエメンの閣僚たちを乗せた航空機がサウジアラビアの首都リヤドから到着した直後に起きた。
空港を攻撃した3機の精密誘導ミサイルは、閣僚たちを乗せた航空機、到着ホール、空港のVIPラウンジを標的にしたものであったと、マイーン・アブドゥルマリク・サイード首相は述べている。
攻撃の犯行声明はどこからも出ていない。
イエメンの国営SABA通信によると、日曜日に同空港は、スーダンの首都ハルツームからのイエメニア航空便の到着を受け入れた。イエメンのイブラヒム・ハイダン内相とアデンのアハメド・ラムラス州知事が、空港で航空機を出迎えたと報道は伝えた。
空港の迅速な再開は、水曜の攻撃による「障害を克服して困難に立ち向かう政府の決意」を明確に示すものであるとハイダン内相は述べた。
この攻撃により、赤十字国際委員会の職員3人を含む少なくとも25人が殺害され、110人が負傷した。
イエメンの内戦は、イランを後ろ盾とするフーシ派武装勢力がイエメンの北部と首都サナアを制圧した2014年に始まった。翌年、アラブ有志連合が介入し、アベド・ラボ・マンソール・ハディ大統領を政権の座に復帰させた。ハディ大統領はリヤドに住んでいる。
イエメンの国際的に認められている政府は、首相と閣僚たちが水曜日に空港へ到着した直後に、アデンの空港の攻撃とマシーク大統領宮殿のドローン攻撃を実行したとして、フーシ派を非難している。
イエメンの閣僚たちは、内閣改造の一環として先週就任を宣誓した後、リヤドからアデンへ帰還したところであった。この閣僚の入れ替えは、分離独立派である南部暫定評議会との取り決めに含まれていたものだ。南部暫定評議会は、1967年から1990年に統一されるまで存在していた独立国家としての南イエメンの再建を求める民兵の統括組織である。
イエメンの国際的に認められている政府は、国が長年の内戦状態にある期間の大半、自主的な亡命先のリヤドから活動してきた。
一方、戦略的港湾都市ホデイダで金曜日、結婚式が執り行われていたアルホーク地区の結婚式場に炸裂弾が着弾し、女性2人と男性1人の計3人が殺害されたと、地元当局と国連が発表した。
当局者は、メディアへの説明が許可されていなかったため、匿名を条件に話してくれた。
国連のホデイダ派遣団の長を務める退役将軍アブヒジット・グハ氏は、砲撃を非難した。
AP