




Saeed Al-Batati
ムカッラー:フーシ派による凄惨なミサイル攻撃で25人以上が死亡した事件で運航停止となってから数日、イエメンのアデン国際空港は日曜日に運航を再開したと、関係者とメディアが伝えた。
フラッグキャリアであるイエメニアは、アデン国際空港への運航を再開すると日曜日に発言。攻撃を受けて発生した残骸の回収や、損壊の修繕を職員たちが行う中で、ハルツーム発の便は空港に着陸した。
アデン知事のアメッド・ハミド・ラムリス氏は、空港は「平和の象徴」であり続けるとし、空港攻撃に対しての国際調査を改めて呼びかけた、と国営のサバ通信社が報じた。
空港運航再開を祝う式典にてアメッド氏は「アデンは強い、そして平和を望んでいると我々は何度も言っているが、これは国際社会へのメッセージであり、この犯罪を調査する為の呼びかけである」と発言。
知事、アデンのアラブ連合の司令官であるBrig. Gen. Nayef Al-Otaibi、そして政府高官らは平和の象徴として白い鳩を放った。
イエメンの新たな首相、マエーン・アブドゥルマリク・サイード氏とその他数名の政府関係者たちは、イランより後ろ盾を受けるフーシ派とイランの軍事専門家達に対して、今回の空港攻撃を企てたと非難。国際調査を呼びかけ、フーシ派民兵はテロリストであると烙印を押した。
様々な軍事階級を持つ688人を含む、最低でも9,328人のフーシ派隊員達が2020年に政府軍またはアラブ連合の空爆で殺害されたとイエメンの国防相が土曜日に発言。
フーシ派の最大死亡者数は10月と8月に記録されており、1,220人と700人の反逆者達が殺された。
更に国防相は連合の戦闘機と軍隊が、フーシ派に属する27の武器弾薬庫と573の車両を破壊したと述べた。軍隊と同盟部族は、12か月間で民兵達によって発射された爆発物を積んだドローン104個を撃墜した。
イエメンでの戦争はフーシ派がサナアを襲撃し、国中に軍事的な足跡を広げた2014年後半に始まった。
サウジアラビア率いる連合は、国際的に認められているアベド・ラブボ・マンスール・ハディ大統領の支援として介入し、かろうじてフーシ派の軍事的拡大に終止符を打った。
それにより、政府軍が戦場で攻勢をかける手助けともなった。