
バグダッド:イラク軍の声明によると、バグダッドの厳しく防備されているグリーンゾーンに月曜日、少なくとも2発のロケット弾による攻撃があった。死傷者は出なかった。治安当局は、米国大使館が狙われたと述べた。
イラクの治安当局者2人によると、グリーンゾーンに3発のロケット弾による攻撃があり、1発は広大な米国大使館の敷地内に落下した。彼らは規則に従って匿名を条件に述べた。
同軍の声明によると、死傷者はなく、調査は進行中だという。また、車両の損傷を含む軽微な物的損害があった。グリーンゾーンは外国大使館が集まるエリアで、イラク政府の所在地となっている。
イラクに駐留する米軍を狙った攻撃は、この1週間で3度目だ。先週火曜日、アルビル国際空港の外でロケット弾攻撃があり、米国主導の連合軍の請負業者1人が死亡し、他の民間人が負傷した。土曜日には、サラーフッディーン県のバラド空軍基地にある米国防衛企業で働いていた職員がロケット弾で負傷した。
トランプ政権時代、米大使館は頻繁にロケット弾攻撃の標的になっていた。攻撃のペースはバイデン氏が就任する数週間前には減っていたが、最近になってまた元に戻っている。
AP通信