
アラブニュース
米国議会の議員グループが、アントニー・ブリンケン米国務長官に対し、イランが支援するフーシ派民兵組織をテロ組織として再指定するよう要請したと、アル・アラビヤが火曜日に報じた 。
報道によると、米国下院外交委員会のメンバーが、中東での攻撃が激化し、民間人やエネルギー関連のインフラ設備も標的となっていることに懸念を示す書簡をブリンケン国務長官に送ったとのことである。
バイデン政権は、フーシ派民兵組織をテロ組織として位置づけた前トランプ政権の決定を覆している。
マイク・ポンペオ元国務長官は、バイデン氏が大統領に就任する前日の1月19日にフーシ派をブラックリストに載せており、
「今回の指定は、フーシ派にそのテロ行為の責任を取らせることを目的としたものであり、民間人、インフラ設備、商業輸送を脅かす国境を越えた攻撃などが含まれる。また、イランからの干渉を受けることなく、近隣諸国との平和を維持しながら、平和で主権的なイエメンの統一を達成するための取り組みの前進を目的とするものでもある。」と、述べている。