
アラブニュース
ドバイ:アメリカのデビッド・ヘイル政治問題担当国務次官は4月14日、レバノンとイスラエルの海上境界線の合意を促す心づもりがあると述べた。
「このような交渉は、大きな経済的利益の扉をレバノンに開く可能性があります」と、ヘイル国務次官はバーブダ宮殿での記者会見で述べた。
Under Secretary for Political Affairs David Hale's statement at Baabda palace https://t.co/n4oSQSTXYF
— U.S. Embassy Beirut (@usembassybeirut) April 15, 2021
また、同国務次官はこの国の現在の経済・政治的危機と、ヒズボラの活動についても取り上げた。
「指導者たちがこの国の利益を第一に考えていないので、(この)レバノンの国民は苦しんでいるのです」と、同国務次官は述べた。
「ヒズボラの危険な兵器の集積、密輸、その他の不法・腐敗活動は、合法的な国家機関をむしばんでいます。彼らはレバノン国民から、平和で繁栄する国を築く能力を奪っているのです」と、同国務次官は付け加えた。
また、同国務次官は、イランとヒズボラが協力・連携していることも取り上げた。
「国家に対して挑戦的に活動し、レバノンにとって大切な政治を歪めているヒズボラを焚きつけた上に、資金提供をしているのは、イランなのです」と、同国務次官は付け加えた。
また、ヘイル政務担当国務次官は、邪魔しているものたちは罰を受けることになるかもしれないとも述べた。
改革アジェンダの進展を阻み、アメリカとそのパートナー国との関係を危険に晒し続けているものたちは、自ら進んで処罰的行為を受けることになるのです」と、ヘイル次官は付け加えた。