
アラブニュース
ドバイ:国家緊急危機管理・災害管理当局の広報官、 Saif Al-Dhaheri 博士によると、 UAEは新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を未だ躊躇している住民に移動制限を課すことを検討しているとのことだ
「ワクチンはパンデミック前の日常へと回復して戻るための最良の方法です。接種を遅らせたり、接種を控えたりすることは地域社会の安全に脅威をもたらし、あらゆる人々、特に最も感染のリスクが高いグループを危険に陥れることになります」と Al-Dhaheri博士は地元紙の報道で述べた。
.「ワクチン未接種の個人の行動を制限し、予防措置を実行するために厳格な対策を検討中で、いくつかの場所への入場制限やサービスの利用制限などが含まれまれており、全ての人の健康と安全を保証しようとしています」と博士はつけ加えた。博士は16歳以上の住民にワクチンを接種するよう求めている。
国民及び住民のための接種プログラムを政府が継続する中、UAEは一夜にしてこの非常に伝染率の高い病気の新規感染例が1903名、死者が3名となったことを発表した。
国家ニュースエージェントWAMからの発表では、現在国内の新型コロナウイルス感染症の感染例は総計50万860名、死者1559名となっている。
保健省は過去24時間で11万3621名が新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種して総計978万8826名となり、100人中98.97人が接種したことになると述べた。
国内で臨床試験が行われたシノファームのワクチン使用について大体的にキャンペーンが始まったのに続き、アブダビは先日UAEで提供可能となる2つ目のワクチンとしてファイザー/ビオンテック社のワクチン使用を承認した。
ファイザー社は12月にUAEで緊急承認を得ており、ドバイでは同月にワクチン接種を展開した。