
パリ:フランスのエマニュエル・マクロン大統領はイランに対し、主要国との2015年の核合意の復活に向けた協議を再開するよう要請したと、大統領官邸は月曜日の声明で明らかにした。マクロン大統領の声明は、イランのイブラヒム・ライシ大統領との電話会談を終えた直後に公表された。
ライシ大統領は、2015年の核合意の復活に向けた主要国との協議は、イラン政府の「権利」を保証するものでなければならないと述べた。
イラン大統領府のウェブサイトによると、1時間に及ぶ電話会談においてライシ大統領は「いかなる交渉においても、イランの人民の権利は保護され、イランの国益は守られなければならない」と述べたという。
ライシ大統領が西欧諸国の指導者と電話会談をしたのは、先週の就任以来、これが初めてとなる。
ロイター