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米国、カブール空港付近で「具体的かつ信頼性のある脅威」があると警告

2021年8月28日、カブールのハミド・カルザイ国際空港の入国ゲートを調査する米兵とドイツ兵。(アメリカ海兵隊、AP通信より)
2021年8月28日、カブールのハミド・カルザイ国際空港の入国ゲートを調査する米兵とドイツ兵。(アメリカ海兵隊、AP通信より)
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29 Aug 2021 03:08:33 GMT9
29 Aug 2021 03:08:33 GMT9
  • 8月26日のテロ集団ダーイシュが犯行声明を出した自爆テロで、多数のアフガン市民と13人の米兵が死亡した

ワシントン:アフガニスタンのタリバンによる支配から逃れようとする群衆に対する多数の死者を出した攻撃から数日が経った28日、米国はカブール空港付近に「具体的かつ信頼性のある脅威」があると警告し、自国民に同地域から退避するよう促した。

一連の緊急テロ警戒情報は、米軍の監督下で行われている避難活動に混乱を生じさせている。米軍は、26日に空港施設の主要入場ゲートの1つで起きた大惨事を繰り返さないために、タリバンとより緊密に連携しながらの治安確保を余儀なくされている。

「具体的かつ信頼性のある脅威があるため、カブール空港周辺にいる全ての米国市民は…直ちに空港周辺から退避すべきだ」と、カブールの米国大使館が治安警戒情報の中で述べた。

大使館はこの警戒情報の中で、「南ゲート(エアポートサークル)、新内務省、空港の北西側にあるパンジシール・ペトロールのガソリンスタンド付近のゲート」に対する脅威を指摘した。

28日早く、米国のジョー・バイデン大統領は、軍の司令官らが「今後24-36時間のうちに」新たな攻撃が発生する可能性があると認識していると警告し、状況は「極めて危険」だとした。

8月26日のダーイシュの地域組織ホラサンが犯行声明を出した自爆テロで、多数のアフガン市民と13人の米兵が死亡した。

AFP

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