
エルサレム: 日曜、イスラエルはガザ地区に空爆を行った。パレスチナ側から撃ち込まれたロケット弾への報復だとイスラエル軍は発表した。
月曜にイスラエルの厳重警備の刑務所から6人のパレスチナ人武装組織幹部が脱走して以来、この一週間、イスラエル・パレスチナ間の緊張は高まり続けていた。イスラエル当局はこれまでに脱走者のうち4人を拘束している。
イスラエルの空爆を招いたのは、金曜に脱走者2名が逮捕されたことを受け、ガザの武装組織がイスラエルにロケット弾を撃ち込み、その後、土曜日にももう2人が捕まった後に同様の攻撃を行ったことだ。イスラエル軍は、空爆はガザ地区を支配するイスラム過激派武装組織ハマスの施設を標的にしたと発表。死傷者は報告されていない。
イスラエルとハマスの間の不安定な休戦状態は、5月に勃発した11日間の激しい武力衝突により終了した。この争いで250人を超えるパレスチナ人と、イスラエル人13人が死亡した。
ロイター