
サイード・アル・バタティ
アル・ムッカラー:イエメン政府軍はイエメン中部マアリブ県の南と西の紛争地域でフーシ派の攻撃を撃退し、限定的な戦果を上げた。地元関係者とメディアが6日に伝えた。
5日、フーシ派がマアリブ南部のアル・アムド地区を見下ろす丘陵地帯に加え、中心都市マアリブとジュバ地区を結ぶ戦略的に重要な道路の周辺で政府軍の部隊を攻撃し、戦闘が始まった。
アラブ連合軍の支援を受けた政府軍と親政府系部族はフーシ派の攻撃を撃退し、その後、撤退するフーシ派の部隊を追撃した。
6日の午後までに、政府軍は数十人のフーシ派を殺傷してジュバ地区の小規模な拠点や村を解放したと発表した。
イエメンの国防省は、アラブ連合軍の戦闘機が何度も空爆を実施し、フーシ派の部隊が集結する地点や軍備を攻撃したと発表した。
イエメン西部でもセルワ地区で激しい衝突が発生し、政府軍がフーシ派の攻撃を撃退した。
現在行われている戦闘は、フーシ派がエネルギー資源の豊富なマアリブ市を奪取するための攻勢を再開した2月に始まった。マアリブ市はイエメンの北半分に残された政府の最後の拠点となっている。
マアリブ県では数百人の民間人が死亡し、フーシ派にも多数の死傷者が出ているにもかかわらず、フーシ派は地域や国際社会による紛争沈静化の呼びかけを無視し、代わりに政府支配地域に対する地上攻撃や爆撃を強化している。
マアリブ県の軍司令官や政府関係者は、フーシ派との戦いを続け、マアリブの治安を悪化させようとする試みを阻止することを約束している。
スルタン・アル・アラダ知事が委員長を務めるマアリブ治安委員会(Marib Security Committee)は6日、地元の治安・軍部隊にフーシ派の攻撃に対抗するための厳戒態勢を維持するよう命じた。また、同市周辺でフーシ派と戦う政府軍にアラブ連合軍が「無制限」の兵站支援と航空支援を行っていることに感謝の意を表明した。
アル・アラダ知事は、アラブ連合軍の空爆は政府軍を支援し、フーシ派の増援部隊を破壊し、戦場での軍事的能力を無力化していると述べた。