
アラブニュース
リヤド:アラブ連合軍は23日、イエメンの首都で空爆を実施したと発表した。
アラブ連合軍はサヌアの民間人に対し、市内のダハバン地区にある標的の近くに近づいたり、集まったりしないよう警告した。
アラブ連合軍によると、攻撃は弾道ミサイルを保管している施設に対して行われた。アラブ連合軍はまた、イランの支援を受けるフーシ派がイエメンの民間人を人間の盾として利用し、危険にさらしていると非難した。
住民はロイター通信に対し、空爆は2つの軍事施設を標的に行われたと語った。
アラブ連合軍は22日、イエメンのフーシ派がサヌア空港を実験や越境攻撃のための軍事基地にしていると指摘した。
サウジアラビアはほぼ毎日フーシ派による無人機攻撃の標的となっている。フーシ派は爆発物を搭載した無人機を攻撃に使用しているが、多くの場合、サウジアラビアの防空網によって容易に阻止されている。
民間人を標的にしたフーシ派の攻撃を、サウジアラビアは戦争犯罪とみなしている。
2014年にフーシ派が首都サヌアを占拠した後、アラブ連合軍は国際的に承認されたイエメン政府がイエメンの完全な支配権を取り戻すための活動を支援してきた。