
アラブニュース
ロンドン:アブダビのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド皇太子は、UAEは国連を支持し、さまざまな分野で協力し合えることを期待していると述べた。1月6日に国営信社WAMが報じた。
皇太子は、UAEは平和と安定を目指して努力し、地域的・国際的な発展と繁栄につながるあらゆる事案を支持すると述べた。
シェイク・ムハンマド皇太子は、UAEが2022年から2023年の任期で国連安全保障理事会の非常任理事国に加わることを発表した翌日にアントニオ・グテーレス国連事務総長と電話会談を行った。
グテーレス事務総長は、シェイク・ムハンマド皇太子に国際的組織の一員として選出されたことを祝い、この役割を通じて国際社会に優れた貢献をしてほしいと語った。
また、国連事務総長は、世界の安定と発展を支援するUAEの人道・開発面のイニシアチブを称えた。
皇太子は、グテーレス氏が事務総長に再選され、1月3日から2期目が始まったことを祝った。
また、国連と国連事務総長が世界の平和と安全のために重要な役割を担っていることについて謝辞を述べた。
そして「この役割は、人類を脅かす課題と危機を考慮するとますます重要になってきている。その最たるものが、COVID-19のパンデミック、気候変動、そしてこれらの脅威に直面した際の国際的な共同行動を強化する必要性だ」と皇太子は語った。
電話会談で両者はUAEと国連の協力関係についてさまざまな面から議論し、中東情勢をはじめ、共通の懸念事項である国際的・地域的な問題について意見交換を行った。
報道によると「2人は対話と平和的な手段、国際的な共同行動によって、この地域の危機を解決することの重要性を強調した」という。
UAEは、6月に15カ国からなる安全保障理事会の非常任理事国として史上2度目の選出を果たし、1月4日の最初の会議に出席した。任期中、UAEは今年の3月と2023年6月の2回、理事会の議長国を務めることになっている。