

アラブニュース
ロンドン:イエメンの治安当局は3日、ハッジャ州北部で、フーシ派の犯罪組織とつながる密輸業者から押収した大量の大麻と数千個の麻薬錠剤を破棄したと、国営サウジ通信が報じた。
第5軍管区の国家陸軍部隊は、合同作戦の代表者、同管区の情報部と軍警察の代表者、ハッジャ州の治安当局者の立ち会いのもと、過去4ヵ月間に押収された1158キロの大麻と7700錠の違法錠剤を破棄した。
「フーシ派民兵につながるギャングたちは、イエメン人に対する戦争の資金源を密輸取引に頼っているが、第5軍管区の部隊は、州内で大麻と麻薬の密輸業者を追跡し逮捕するため、厳戒態勢を取っている」と、声明は述べた。
この動きは、10月に1000キログラムを超える大麻と4万8000個の麻薬錠剤が破棄されてから4ヵ月後の出来事であり、過去3年間に破棄された大麻の総量は4トンを超えることとなった。