
アラブニュース
ドバイ:アブダビ首長国のシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談し、ロシア・ウクライナ紛争の平和的解決を推し進めた。
ウクライナの指導者は、ロシア軍の侵攻によって引き起こされた危機と、現在進行中の和平交渉の進展について、シェイク・ムハンマド皇太子と話し合った。
ロシアとウクライナは、4月1日にオンラインでの和平交渉を再開することになっている。前回は、トルコで対面形式の停戦交渉を行った。
皇太子は、危機とその影響を確実に終わらせ、ウクライナに平和を取り戻すために、対話を通じて平和的な解決策を見出すことの重要性を強調した。
アブダビの指導者は、UAE国営通信WAMの報道で次のように述べた。「私たちは、被害を受けたウクライナ国民に支援を提供するために、市民の安全を確保し、各国と人道支援団体間の努力と連携を強化することを優先しなければならない」
UAEは、外交的手段と和平交渉を通じて、危機の平和的解決を加速させるために取られるあらゆる手段を支持すると、シェイク・ムハンマド皇太子は述べた。
ゼレンスキー氏は、危機が始まって以来、避難民となったウクライナ人を首長国連邦に迎え入れ、人道支援も行っているUAEに感謝した。