モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプトのネビーン・ガーメア貿易・産業大臣によると、2020年ドバイ国際博覧会のエジプト館が6か月間で150万の入場者数を記録し、期間中に2つの主要な審査においてトップ3に入った。
博覧会国際事務局の決定により、エジプト館が中規模パビリオンの中で内装部門で第3位になったと大臣は述べた。また、『Exhibitor』誌が実施した公開コンテストにおいては、創造性がペルーに次いで第2位と評価された。
エジプト館の展示が人気を集めた理由は国の豊かな歴史にあり、また観光業界が何年間か実施したプロモーション活動のおかげでもある、とガーメア大臣は語った。パビリオンでは本物のファラオ像3体も展示されていた。
来場者や投資家を引き付けるため、エジプトは大きなインフラ投資を行った。投資対象には、技術的に進んだ都市や産業地区のほか、スエズ運河の経済圏も含まれている。
エジプトの展示物の責任者であり、ドバイにあるエジプトの商業事務所の所長でもあるアシュラフ・ハムディ氏は、万博においてUAE館の隣という理想的な場所を確保できたと語った。これは両国間の親密な関係を示すものだ。
万博期間中には100回以上のセミナーも開催された、ハムディ氏は述べた。セミナーのテーマは、情報技術やインフラへの投資機会、観光業およびグリーン・ツーリズム戦略、スエズ運河、宇宙技術の移転、宇宙科学における若手研究者の役割、女性の地位向上などだった。