
エルサレム:米国のジョー・バイデン大統領が、イスラエルのナフタリ・ベネット首相からのイスラエル訪問の招待を受諾したと、ベネット首相の事務所が日曜に声明で発表した。同大統領は今後数カ月の間に訪問の意向であるという。
声明によれば、日曜に行われた両首脳による会談で、ベネット首相は「エルサレムにおける暴力と扇動を止めるため」の努力についてバイデン大統領に説明した。これは、エルサレムのアル・アクサモスク敷地内で勃発している、イスラエル人とパレスチナ人の衝突に言及したものである。
金曜にアル・アクサモスク敷地内で起こったイスラエル警察との衝突により、少なくとも57人のパレスチナ人が負傷した。この事件を受け、イスラエルと、ガザを支配しているイスラム主義組織ハマスの間で、昨年のような戦争が再現される懸念が高まっている。
声明によると、バイデン大統領はベネット首相のイスラエル訪問の招待を受諾し、「今後数カ月のうちに…訪問する意向を伝えた」という。
ロイター