
アラブニュース
ロンドン:エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領は18日、バーレーンのハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ国王と、エジプトのシャルム・エル・シェイクで会談したと声明が出された。
声明によると、両者は二国間の関係や地域・国際情勢についても協議したとのこと。
会談では、特に投資や経済の分野における共同協力についても話し合われ、エルシーシ大統領は、地域が現在抱える課題に立ち向かう助力となるよう、協力と協調を強化していきたいとする自国の強い思いを表明した。
ハマド国王は、地域の安全と安定を確保するうえでエジプトの果たす役割を称賛し、自国とエジプトとの歴史的な繋がりを強調するとともに、経済、政治、開発の様々な分野におけるバーレーン・エジプト両政府の関係改善について言及し、バーレーンはこれらの関係をぜひ強化していきたいと思うと付け加えた。
エルシーシ大統領とハマド国王は、来月、ジョー・バイデン米国大統領のサウジアラビア訪問中にサウジアラビア主催で開かれる予定のサミットに期待感を示した。
このサミットには、湾岸協力会議(GCC)の首脳陣、ヨルダンのアブドッラー国王、エル・シーシ大統領、イラクのムスタファ・アル・カディミ首相、およびバイデン大統領が出席する。