
チュニス:現地のAssabeh紙が日曜日に報じたところによると、今週カイス・サイード大統領が発表した最新の憲法案を、チュニジア新憲法起草委員会の委員長が非難した。
サイード大統領から「新共和国のための新憲法」の起草に指名された元憲法学教授のサデク・ベライド氏は、サイード大統領版の憲法案は危険であり、委員会が提案した当初の草案とは似ても似つかぬ内容だと述べた。
ベライド氏は、大統領が公表した改憲案には「不名誉な独裁政権 」への道を開きかねない章が含まれていると指摘した。
サイード大統領は、木曜日にチュニジアの官報に改憲案を掲載して以来、コメントを出していない。
この改憲案はサイード大統領の権限を大幅に強化する内容であり、来月、国民投票にかけられる予定だ。
ロイター