Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

アブダビのカフェ、山梨県産のブドウのキャンペーンを開催

アブダビにあるOcha Café Sakuraで高級品種のシャインマスカット(緑)とピオーネ(濃い紫)が販売された。(ANJ)
アブダビにあるOcha Café Sakuraで高級品種のシャインマスカット(緑)とピオーネ(濃い紫)が販売された。(ANJ)
山梨県産で生産されるブドウは5月下旬(施設内での栽培)~10月下旬にかけて収穫され、その期間内でも品種によって旬は異なる。(提供)
山梨県産で生産されるブドウは5月下旬(施設内での栽培)~10月下旬にかけて収穫され、その期間内でも品種によって旬は異なる。(提供)
Short Url:
10 Oct 2023 08:10:41 GMT9
10 Oct 2023 08:10:41 GMT9

アミン・アッバス

アブダビ:山梨県産のブドウをプロモーションするキャンペーンがこのほどOcha Cafe Sakuraで開催され、高級品種のシャインマスカットとピオーネが店内で販売された。

https://youtu.be/cu3E8nv_SFI?si=9ZnMjLWQ_QGgjGtB

山梨県はフルーツ王国として知られ、日本一長い日照時間と豊かな自然により甘くておいしいブドウが育つ。また、昼夜の寒暖の差が大きいため、山梨で育つブドウならではの強い甘みが特徴だ。

山梨県内のいくつかの果樹園ではブドウ狩りを楽しむこともできる。

山梨のぶどう栽培の歴史は古く、現在生産量は日本一。水はけのよい扇状地、日照時間の長さ、昼夜の寒暖差など、ブドウの育成に最適な環境となっている。山梨県はまた、種なしぶどうを作るための「ジベレリン処理」と呼ばれる栽培技術を開発した先駆けでもある。

また、生産者のたゆまぬ努力により、宝石のように美しく、驚くほど美味しい新品種も次々と開発されている。美しい果実とブドウ畑の散策はブドウ狩りの醍醐味だ。

山梨県で生産されるブドウは5月下旬(施設内での栽培)~10月下旬にかけて収穫され、その期間内でも品種によって旬は異なる。

品種によって違いはあるものの、ブドウは全体的に日持ちのしない果物だ。そのため、購入後はなるべく早く食べる必要があるが、数日間保存する場合は食べる直前まで洗わないことが重要だ。

ブドウの表面に付く「ブルーム(果粉)」と呼ばれる白い粉を洗い流さないためである。洗ってしまうと、果実が乾燥して傷みやすくなる。また、糖度が高く水分の多いブドウは、常温で置いておくと腐ったりカビが生えたりしやすい。

Sakura Japan Sweetsの創業者兼オーナーの千葉道代氏はアラブニュース・ジャパンに対して、「山梨県産のブドウを当店で取り扱うのは2年目で、シャインマスカット(緑)とピオーネ(濃い紫色)を販売しています。皆さんに新鮮で美味しいブドウを食べてもらえるよう、山梨の農家の方々がとても丁寧に栽培しています」と話した。

さらに、「山梨県産のブドウが他のブドウと異なるのはその味です。シャインマスカットは果物が苦手なお子さんにも好まれ、お菓子感覚で食べられます。ピオーネは口に入れた時の豊かな風味と力強い味が特徴です」と付け加えた。

特に人気
オススメ

return to top