
ワシントン:米ホワイトハウスは月曜日、ロシアがウクライナ侵攻において使用するために、イランに武器搭載可能なドローンを含む無人航空機 (UAV)「数百機」を提供するよう求めているとの見方を示した。
国家安全保障担当のサリバン米大統領補佐官は、イランが既にロシアにUAVを提供したかどうかは不明としながら、イランが今月のできる限り早い時期からロシア軍に対しUAV使用訓練を開始する準備を進めていることを示す「情報」を得ていると述べた。
同補佐官は月曜日、記者団に対し「我々の情報では、イランはロシアに対して武器搭載可能なUAVを含む最大数百機のUAVを迅速に提供する準備を進めている」と述べた。
このことは、ロシアがウクライナで圧倒的な砲撃を行ってここ数週間で同国東部の占領地域を確立したことが「自国の兵器の維持を犠牲にしたものである」証拠だと、 同補佐官は述べた。
同補佐官 による暴露は、ジョー・バイデン大統領がイスラエルとサウジアラビアを訪問する前夜に行われた。今回の訪問では、イランの核開発と地域における悪意のある活動が主要な議題となる予定である。同補佐官は、イエメンが今年初めに停戦に至る前に、イランがフーシ派に同様のUAVを提供してサウジアラビアを攻撃させたと指摘した。
AP