
アラブニュース・ジャパン
ドバイ:日本の林芳正外相とエジプトのサーメハ・シュクリ外相は9月22日に外相会談を開き、気候変動対策、国際的な食料危機を終わらせる方法、二国間関係のさらなる強化について協議した。
気候の現状について議論する会議であるCOP27がエジプトで開催されることを踏まえ、林外相はエジプト政府と連携して気候変動を防ぐ取り組みを拡大したい意向を表明した。
林外相は、現在の世界的食料危機はロシアによるウクライナ侵攻に起因していると主張した。
両外相は、現在の国際的食料危機を終わらせ、核不拡散条約を維持・強化するためには両国の協力が必須であるということで認識を同じくした。
シュクリ外相は安倍元首相の死去に哀悼の意を表した。
林大臣は、同元首相の国葬にエルシーシ大統領が大統領特使を派遣することに感謝の意を伝えた。
両外相は、両国が相互に重要なパートナーであるとの認識を相互に共有し、二国間関係のさらなる強化を求めた。