
アラブニュース
ドバイ:イエメンのマアリブ県マグゼル地区で武装勢力フーシ派が仕掛けた地雷が爆発し、子供2人が死亡、1人が重症を負った。
死亡したのはサカー・モハメド・シナンさん(8)とカエド・アブドラ・ハイマ・アシャリーフさん(12)だと確認された。ガジ・ファラジ・アハメド・シナンさん(13)は重傷を負った。イエメン通信社が報じた。
同地区の村人によると、フーシ派は道路や農場、住宅地に手当たり次第に集中的に仕掛けた地雷を除去することをかたくなに拒否しているという。
サウジアラビアの「プロジェクト・マサム」は、2018年半ばの立ち上げ以来、イエメンの解放地区でこれまでに対人地雷5672個、対戦車地雷13万2637個、即席爆発装置7486個、不発弾21万4778個を含む36万573個の爆発装置を発見・破壊してきた。
イランの支援を受けるフーシ派は、国連が仲介した停戦の延長を拒否している。停戦は4月に発効し、2度延長された。最後に延長された停戦の期限が2日に切れた後、フーシ派はマアリブやタイズ、ダーリウで積極的な軍事活動を再開している。