
カブール:タリバンの首席報道官によれば、アフガニスタンの最高指導者は、公開処刑、石打ちや鞭打ち、泥棒への手足切断を含むイスラム法の諸側面を完全に実施するよう裁判官に命じた。
ザビブラ・ムシャヒド氏は、13日日曜日遅く、ハイバトゥッラー・アーフンドザーダ師による「強制的」命令は、この秘密主義の指導者が裁判官のグループと会談した後に発せられたものであるとのツイートを行った。
アーフンドザーダ師は、昨年8月にタリバンが政権に復帰して以来、公の場で撮影されたり写真を撮られたりしておらず、タリバンの活動発祥の地であり精神的な中心地であるカンダハルから発する命令によって統治を行っている。
タリバンは、1996年から2001年までの旧タリバン政権の特徴であった厳しい規則を軟化する旨を約束したが、徐々に権利および自由への締め付けを強めてきた。
ムシャヒド師はアーフンドザーダ師の言葉を引用して、「泥棒、誘拐犯、扇動者のファイルを注意深く調べなさい」と言った。
「これはシャリーアの支配であり、私の命令であり、強制である」
ムシャヒド氏は14日月曜日、自らのツイートについて説明を展開することはなかった。
ハッド刑とは、イスラム法の下で特定の種類の刑罰が義務づけられている犯罪を指す。
キサースは「報復的刑罰」と訳され、事実上「目には目を」という意味である。
ハッド犯罪には、姦通や、誤って他人に姦通の疑いをかけること、飲酒、窃盗、誘拐、高速道路での強盗、棄教、反乱などが含まれる。
キサースは殺人や故意の傷害などを対象とするが、被害者の家族が刑罰の代わりに賠償金を受け入れることも認めている。
イスラム法学者によると、ハッド刑につながる犯罪の立証には、姦通の場合を含め、非常に高度な証明が必要であるという。
この証明には、自白、またはイスラム教徒の成人男性4人による目撃などが含まれる。
ソーシャルメディアは、1年以上前から、そして最近でも、タリバンの戦闘員がさまざまな犯罪で告発された人々を鞭打ちの略式刑に処する動画や写真であふれかえっている。
また、タリバンは何度か、銃撃戦で殺害されたという誘拐犯の遺体を公の場に晒している。
農村部では金曜礼拝後に姦通者が鞭打たれたという報告もあるが、独自の検証は困難である。
法律および政治のアナリストであるラヒマ・ポパルザイ氏は、この勅令は、タリバンが、政権復帰以来、軟化したと思っている自身の評判を強固にしようとするものである可能性があると述べた。
彼女は、「もしもタリバンが本当にハッドおよびキサースを実施し始めるなら、社会から徐々に失われた恐怖を生み出すことを目的としているのでしょう」と語った。
彼女は、タリバンは自らのイスラム教徒としての実績を高めたいのであると付け加えた。
「神政的組織として、タリバンはイスラム諸国の中で自らの宗教的アイデンティティーを強化したいのです」
特に女性は、苦労して勝ち取った権利がこの15ヶ月で失われ、公的な場からどんどん締め出されるようになっている。
女性公務員のほとんどは解雇され、あるいは雀の涙ほどの手当を支払われて在宅している。
女性は男性の親族を伴わない移動を禁じられ、外出時にはブルカやヒジャブで身を隠さなければならない。
タリバンは先週、公園、遊園地、ジムおよび公衆浴場への女性の立ち入りを禁止した。
タリバンは、前回の政権時代において、国立競技場での鞭打ちや処刑など公の場での刑罰執行を定期的に行っていた。
AFP