
アラブニュース
アンマン:イスラエルがパレスチナ人に対する軍事行動を激化させることによって、全員が代償を払うことになる新たな暴力の波が起きる恐れがある、とヨルダンは警告している。
ヨルダン外務移民省は、イスラエルがパレスチナの都市への襲撃を継続し、繰り返し攻撃していることを非難した。直近の攻撃は8日早朝、ジェニンで行われた。
同省のシナン・マジャリ報道官は、暴力はさらなる暴力を生むだけだと述べた。 ヨルダン通信が9日、報じた。
「イスラエルによる襲撃は占領を永続させる。和平交渉が停滞すれば、中東は危険なエスカレーションに向かう。その責任はイスラエルが負うことになる」と同氏は付け加えた。
マジャリ氏はイスラエルに対し、2国家解決および和平実現の機会を損なう、パレスチナ人に対する全ての軍事行動と、全ての違法措置を停止するよう求めた。
同氏は国際社会に対し、パレスチナ人を直ちに保護し、公正な和平を実現するための新たな行動を開始するよう呼びかけた。それは、国際的な正当性を持つ関連決議とアラブ和平イニシアティブに従い、占領を終わらせ、エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家の樹立を可能にするものだ。