
テヘラン:イランのスポーツ大臣は、イラン北東部のフットボールアカデミーで10代の若者たちを標的とした性的暴行があったとの訴えについて調査を命じた。国営メディアが21日に報じた。
「Shahr Khodroフットボールチームの元メディアマネージャーが、このクラブとアカデミーに所属する 15 人の選手の保護者たちが子供たちに対する性的暴行があったとしてクラブとコーチたちに対し苦情を申し立てたと、ソーシャルメディアで明らかにした」。国営通信社 IRNA が報じた。
報告では、訴えのあった暴行の標的にされた未成年者たちの性別は特定されていない。
Shahr Khodroフットボールクラブは、イランで2番目に大きい街で、聖廟都市でもあるマシュハドを本拠地としている。
「スポーツ大臣のハミド・サジャディ氏は2週間前、マシュハドのサッカーアカデミーの10代の若者たちに対する暴行の報告について調査を命じた」。IRNAはこう付け加えた。
サジャディ大臣は事件の責任者に対する「断固たる対応」を求めた。IRNAが更に付け加えた。
20日、現地の新聞Shahraraは、クラブの選手たちの家族がこの「悲劇」に対して抗議を行うために州のサッカー組織の本部の外に集まったと、ウェブサイト上で報じた。
選手たちの家族は、抗議に対する反応が得られなかったため、この問題をメディアに報告することを決めた。同紙が付け加えた。
同様の論争は2017年にも発生しており、某クラブの10代のメンバー10人以上が性的暴行を受けたとイランサッカー連盟の倫理委員会の関係者が発表した。
AFP