



アラブニュース・ジャパン
東京:駐日クウェート大使館は火曜日、山田賢司外務副大臣をはじめ政財界関係者ら300人以上を招いて、ザマーナーン大使主催によるクウェート国第62回ナショナルデー及び解放記念32周年レセプションを行なった。
ザマーナーン大使は歓迎の挨拶の中で、同国の「民主主義、経済発展、人道主義の道程」に触れ、クウェート国民は「この道程を通じて、平和と国連憲章を基軸とした多国間関係に努めてきた」と強調した。
クウェートは国家間の紛争の調停や解決、人道的活動、アラブ経済開発基金を通じた開発活動において「重要な役割」を果たしていると大使は指摘した。
また、さらに思い起こされることは「クウェートの解放に、友好関係にある国々が多大なる貢献をしてくださったこと」であり、「なかんずく日本の貢献は称賛すべきものであり、我々の心にいつまでも刻まれてゆくでしょう。我が国の独立は、日本との外交関係の樹立という歴史的な出来事を伴うものでした」と述べた。
山田外務副大臣は、「クウェート国第62回ナショナルデー及び解放記念32周年レセプションにお招きいただき大変光栄です」と挨拶し、次のように祝辞を述べた。
「クウェートは日本が信頼する原油の供給国であり、国際原油市場の安定化において極めて重要な役割を担っております。また、両国の関係がエネルギー分野に留まらず、幅広い分野で、着実に発展してきていることを大変喜ばしく思います」
「両国の立場には共通点が多く、信頼できる関係にあります。国際法や法の支配を重視し、国連と多国間主義を支持し、紛争解決や人道支援に取り組んでいます」