
アル・ムッカラー:イエメンの西岸沖で、別々の事故で2隻のボートが転覆し、少なくとも女性11人、子ども3人を含む16人のイエメン人が死亡し、12人が救出された。8日に当局と現地住民が報告した。
8日の朝、コカ沖で強風のためにボートが沈み、イエメン人漁師2人が死亡した。他の2人は無事だった。地域の漁師がアラブニュースに語った。
6日の午後にも、最少でも25人を乗せたボートがカマラン島沖で沈み、少なくとも14人が死亡する事故が起きたばかりだった。このボートは最大積載量を超えていたと考えられている。
6日の悲劇に巻き込まれたボートは、西部ホデイダの海岸の村クバからカマラン島の結婚式会場まで乗客を運んでいたところを強い突風にあおられて転覆したという。
クバのある住民は匿名でアラブニュースに語った。「生き残ったのは泳げる男性だけで、女性は全員、子どもは3人が死亡しました」
住民によると、出発から5時間後にボートが行方不明になったとのニュースが地元に入り、すぐに警報を発したという。
「クバからカマランまでの所要時間は通常1時間半で、1980年代以降、このような悲劇は起きていませんでした」と住民は言った。
地域の沿岸警備隊と漁師が行方不明のボートを見つけ、7日未明から海に出て遺体の回収を開始した。
カマラン島とクバを管理するフーシ派当局の声明によると、7日に海で女性11人と子ども3人の遺体が見つかり、幼児を含む11人が救出されたという。