
リヤド:イランのホセイン・アミラブドラヒアン外相は19日、サウジアラビア外相のファイサル・ビン・ファルハーン王子と「近いうちに」会談すると発表した。また、開催場所として3ヶ所が提案されていることを明かした。
アミラブドラヒアン外相はまた、サウジアラビアとの最近の意見交換に基づき、両国大使館を再開する用意ができていることをイラン政府が発表したと述べた。
「我々はサウジアラビアと、両国大使館の再開に向け、実務者代表団の訪問について合意した」と、同外相は付け加えた。
中国での協議を終えたイランとサウジアラビアは3月10日、長年の敵対関係を経て、両国関係を再構築し今後2ヶ月以内に両国大使館を再開させることで一致した。
アミラブドラヒアン外相はイエメン情勢については、同国の内政問題であるとしつつ、「我々はサウジアラビアと協力し、同地域の安定化に努めている」と述べた。
また「我々は、近隣諸国の安全に対するいかなる脅威も受け入れることはない」と同外相は語った。