

ワシントン:スーダンで交戦状態にある両派が新たな短期停戦に合意したと、仲裁役の米国とサウジアラビアが土曜に発表した。これより前にも何度か停戦の仲裁が試みられてきたが、失敗に終わっていた。
米国とサウジアラビアの共同声明によれば、サウジアラビアの港湾都市ジェッダで会談したスーダン軍と即応支援部隊は、スーダン現地時間の月曜午後9時45分に発効する7日間の停戦に署名した。停戦は双方が合意すれば延長される可能性がある。
「両当事者は、合意書への署名から停戦開始までの48時間の通知期間中に、軍事的に優位な立場を得ようとしないという約束を、サウジと米国の世話役に伝えた」と、声明は述べている。
以前にもジェッダでの協議により、民間人の保護と、紛争の影響を受けた人々への人道的支援の流れを容易にすることについて、両者の間で合意がなされている。しかし、それより前に結ばれた停戦協定は、両者が互いに違反を非難する中で失敗に終わっていた。
「両者は以前にも停戦を発表しながら、守られなかったことはよく知られている」と、米国・サウジは共同声明で述べている。
「これまでの停戦とは異なり、ジェッダで実現した合意は、両当事者によって署名が行われ、米国・サウジおよび国際的に支持される停戦監視の仕組みにより支えられることになる」
この監視調整委員会は、米国とサウジアラビアからそれぞれ3名ずつ、および各当事者の代表者3名ずつで構成されることになる。
AP