
日本の岸田文雄総理大臣が、先日5月28日に行われた大統領選挙で再選を果たしたトルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領に祝辞を発出したことを、外務省は正式に発表した。a
On May 29, following the presidential election held on May 28, PM KISHIDA issued a letter of congratulations to H.E. Mr. Recep Tayyip Erdoğan, President of the Republic of #Türkiye, on his re-election.https://t.co/unMKHp1PJk
— MOFA of Japan (@MofaJapan_en) May 29, 2023
選挙結果の発表を受け、岸田首相はエルドアン大統領宛てに祝意を表する書簡を送り、20年続いた統治を延長することになる勝利の意義を認めた。書簡では日本とトルコの「歴史的に強い絆」を強調し、「日本はトルコと共に新たな100年に向けて歩んでいきたい」と述べた。
2024年には日本とトルコの外交関係樹立百周年という年を迎えるため、岸田総理大臣は長期間続く二国間の絆を強調した。日本は書簡において、双方の関係を力強く発展させ、ロシアによる侵略を言及しながら、今も続くウクライナ情勢など、地域や世界の諸課題の解決に向けて共に取り組んでいきたいとの考えを伝えた。
また、記者会見において、松野博一内閣官房長官は日本政府としてエルドアン大統領を祝福した。松野氏は戦略的パートナーであるトルコとの二国間関係の進展に向けて取り組んでいくことを繰り返し述べた。
「戦略的パートナーであるトルコとの二国間関係の一層の進展に向け引き続き取り組む」と述べた。また、特にウクライナ情勢を巡る地域の平和と安定に向けて、日本はトルコとの協力を強化していく考えであると強調した。
岸田総理大臣からの祝辞は、長年にわたって強めてきた、日本とトルコの深い外交上の絆を強調するものだった。両国は地域や国際的な課題において幅広く積極的に協力している。特に経済的な協力が二国間関係の要となっており、日本・トルコ経済連携協定(EPA)の推進もその一環である。
日本政府によるトルコとの絆を深める取り組みは、地域の平和と安定を育む献身的な姿勢の現れで、岸田総理大臣からの書簡では二国間の緊密な協力関係の軌跡と相互支援が示された。