
カイロ:エジプトは3隻のタグボートを派遣し、スエズ運河でエンジン故障を起こした石油タンカーを牽引したと、運河当局が15日に声明で発表した。
スエズ運河庁のオサマ・ラビ長官は、タグボートがタンカーを移動した後、北へ向かう交通は通常通り再開されると述べた。
Refinitiv Eikonの輸送データによると、この石油タンカー「SEAVIGOUR」はマルタ船籍で、2016年に建造された。
同船はロシアから中国に向かっていたと、運河当局は付け加えた。
運河では技術的な故障により交通障害が頻繁に発生するが、停止するのは通常短時間である。
2週間ほど前、タグボートはスエズ運河で数時間立ち往生していたばら積み貨物船を移動させることに成功した。
ロイター