
ロンドン:バーレーン外務省は24日、同国がロシア情勢の進展を注視しているとし、ロシアについて、世界の平和と安定に関わる国連安保理の常任理事国であるとの声明を発表した。
「バーレーン王国は、ウラジーミル・プーチン大統領の指導の下でロシア連邦の安定性を維持し、友好的なロシア国民の安全と安定を維持する形で、同国において採択された法律を適用することの重要性を強調しました」と、バーレーン外務省は伝えた。
プーチン大統領は24日、傭兵組織の代表であるエフゲニー・プリゴジン氏が南部のいくつかの都市を制圧し、その後迅速にモスクワに向けて進軍すると発表したことを受け、これを「武装反乱」だとし、そうした試みを鎮圧すると述べた。
「ワグネル・グループ」の代表であるプリゴジン氏は23日、ロシア軍が空爆によって自身の部隊の隊員を「相当な数」殺害したとして非難し、ロシア政府はこれを否定したが、同氏は首都モスクワへの「自由を求める行進」を行って必ず報復すると誓っていた。