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米・英・カナダ、汚職容疑をめぐり前レバノン中央銀行総裁に制裁

前レバノン中央銀行総裁のリアド・サラメ氏は、詐欺、マネーロンダリング、不正蓄財などの容疑をめぐり、国内外で一連の司法捜査の対象となっている。(AFP)
前レバノン中央銀行総裁のリアド・サラメ氏は、詐欺、マネーロンダリング、不正蓄財などの容疑をめぐり、国内外で一連の司法捜査の対象となっている。(AFP)
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10 Aug 2023 09:08:55 GMT9
10 Aug 2023 09:08:55 GMT9
  • 米財務省:リアド・サラメ氏は権力ある地位を悪用して自身と仲間の私腹を肥やした

ワシントン: 米国は、前レバノン中央銀行総裁のリアド・サラメ氏の「汚職・違法行為がレバノンの法の支配の崩壊の一因となった」として、同氏および同氏に近しい4人に制裁を科した。

米財務省の10日の発表によると、サラメ氏の家族、側近、主要補佐官も制裁の対象となった。

同省の声明は次のように述べている。「サラメ氏は、おそらくはレバノンの法律に違反しつつ、権力ある地位を悪用して自身と仲間の私腹を肥やすために、何層ものペーパーカンパニーを通して数億ドルを欧州の不動産に投資していた」

これとは別に、イギリスとカナダも10日にサラメ氏に制裁を科した。

ロイター

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