
エルサレム:イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ 首相が起訴された収賄罪の裁判は、3月17日に開廷する。この起訴状はネタニヤフ氏出廷の中、リヴカ・フリードマン・フェルドマン裁判官に読み上げられる予定だと言われている。
この発表は3月2日の選挙を前にして、70歳のネタニヤフ首相が選挙運動をするときに行われた。
9月の選挙の後、ガンツ氏はネタニヤフ氏主導の連立政権を拒絶し、同氏がまず権力を手中にする前に、司法組織と和解しなければならないと述べた。
昨年の秋にネタニヤフ氏は、収賄、詐欺、背任で起訴された。
1月上旬にネタニヤフ氏が議会の免責特権要請を取り下げた後、イスラエルのアヴィチャイ・マンデルブリット司法長官は正式に、1月28日に起訴用犯罪者名簿をエルサレム地方裁判所に提出していた。
対立候補者たちは既に、同氏に免責を与えないために議会の過半数の支持を集めていた。
ネタニヤフ氏は就任中に起訴されたイスラエルで唯一の政府の長となっている。
イスラエルの法律に従えば、一旦犯罪で有罪判決を宣告され、その後免責特権要請のための万策が尽きてしまえば、現職の首相はあいにく辞任を要求されるしかない。
ネタニヤフ氏はその起訴を事実でないとし、政治的な動機から生じた魔女狩りだと語っている。
AP